脳内たおや化

真面目な話も、しょうもない話もかきます。脳内のたおや化を目指します。

あなたの脳内以外の情報について

連投失礼します

 

今から知らない人と出会うとしましょう。

1つの私の理想の出会い方。

私はもう、その人の脳内にあること以外のことを知りたくないです。

情報が怖い。

年齢も性別も職業も出身地も見た目も。何も知りたくない。

私はその人と話したいだけです。

あなたと話すときに不可避的に付随してしまうであろう脳内にあること以外の情報さえも怖い。

あなたにとってやさしさとは。

悲しいとは。

愛とは。

恋とは。

世界で一番美味しい食べ物。

なぜ猫はかわいいのか。

理想のトイレ。

 

私がただアウトプットしたいから話したいと言うのかもしれないし、本当はあなたのことをもっと知りたいのかもしれない。

あなたの家庭環境。あなたの服装。あなたの部屋。あなたの声。あなたの書く文字。

 

それと同時に、私のそれらを知ってほしいと思ってしまうかもしれない。

 

 

でも、私はもう、あなたの脳内以外のことに興味を持ちたくない。

 

脳内以外の部分に興味を持つことが怖い。

 

それによって私があなたに対してどのように態度を変えてしまうのか。

私の目に映るあなたがどのように変化するのかを私は知りたくない。

「服装や育ってきた環境、何もかも全て含めて、あなた」

であることはわかっている。それはそうでしょう。

でも、あなたの脳内はそういったあなたを形成する全ての要素を吸収した、あるいはそれらの要素を生成した、「あなた」のかたまりなんじゃないかと今の私は思っている。

 

あなたの脳内が「あなた」のかたまりならば、あなたの脳内にあること以外のことは、あなたの一部分でしかない。ほんの、一部分。断片。

 

その断片に惑わされるのが怖い。

きっとあなたの「かたまり」の一部にも惑わされるだろうけど、そっちの方がいい。