みなさんこんばんは。
さて。キムタク丼、ご存知ですよね?
あ、ご存知でない?
私の大学の学食で食べられるどんぶりです。
牛肉と玉ねぎが甘辛いタレで炒めてあって、上に温泉卵がのっているどんぶり。
なぜキムタク丼という名前なのか?
知りません。
噂では、キムチとたくあんが入っているからではないかと。入っている気もする。知らん。
そんなキムタク丼を、私は勇気を持って初めて注文してみたのです。
「キムタク丼のSを1つ。」
恥ずかしかった〜!!!!
まさか人生で自分の口から「キムタク丼」などという単語が出てくる日が来るなんて、夢にも思っていなかった。
みなさんにもそんな日が来るかもしれない。
人生何が起こるかわからない。
そんなことはどうでもいい。
メニューに載っているキムタク丼の写真には、確かに温泉卵がのっているんです。
私は言わずもがな卵大好き人間ですから、もはやこの温泉卵のために恥を忍んで「キムタク丼」という言葉を発したと言っても過言ではない。
でも、出てきたキムタク丼には、
温泉卵などのっていないではありませんか!!!!!!!!!!!!
もう、ショックで、一瞬かたまってしまいました。
「た、卵が...のっていない、だと...!?ふざけるなぁああああああっ!!!!」
なんて学食で怒鳴り散らす元気など無いのです。
というか、怒りという感情はありませんでした。
むしろ、「あー、これは、Sサイズには付いてないパターンだわ。」と思いました。
Sサイズを頼んだ私が悪かったと。
次はMサイズを頼もう、と心に決めました。
さて、後日。再び私はキムタク丼の上の卵を手にするべく、丼コーナーに並びました。
私の前の人がキムタク丼のMを頼みました。そこには確かに温泉卵がのっているではありませんか。
私の番。
私が、温泉卵を手にする番。
「キムタク丼のSを...」
おっと、いけない。またしても温泉卵を逃してしまいそうに。でも、私はふと、思ったのです。「本当にSサイズには温泉卵が付いていないのか確認しよう!」と...!
「この、卵って、MサイズとLサイズにしか付いていないんですよね?」
(絶対『こいつ卵目当てかよ意味不明』って思われた...。)
すると、なんと。
「いや、卵は全サイズ付いていますよー!」
WHAT!!!!
これは言うしかない!!
「私、前Sサイズ頼んだとき、卵付いてなかったんですけど...。」
スタッフさんの瞳孔が開く。
厨房内のスタッフさん5.6人が、あたふたし始める。
一体、どうなっちゃうの〜!?
疲れたので前後編に分けます。
では、また明日。