脳内たおや化

真面目な話も、しょうもない話もかきます。脳内のたおや化を目指します。

エレベーターの保護カバーは必要か

こんばんは。

製図の集中力が切れつつあるので気分転換に。

 

突然ですが、みなさんはエレベーターの保護カバーは必要だと思いますか。

 

ここで私が言っている保護カバーは、灰色の、フェルト生地みたいなやつで、エレベーターの壁に磁石でペタって貼ってある系のイメージです。

 

壁が傷つくのを防いでくれていますね。

 

私は、あの保護カバーがあまり好きではありません。

 

なんか、壁を守るためならエレベーターをデザインした人の意思さえも無視するみたいな感じがして、悲しい気持ちになります。本当はエレベーターの今後を思ってのことだとは思うのですが。

 

元々そのデザイナーさんは、保護カバーなしの状態を完成系としていたはずなのに、わざわざ他のものを足して、外観を変えてまできれいなままに保とうというのが「うーん、気持ちはわかるけど。」ってなるんです。

 

でも、私生活でも同じようなことありますよね。テレビを綺麗に保とうとして縁のフィルムそのままみたいな。(私の家のテレビ今その状態)
いや、テレビ自体は綺麗に保たれてるかもしれんけど、その、綺麗に保つための今置かれている状態が、美しくないやんみたいな。

 

世界遺産なども、網で覆われていたりしますよね。以前京都御所に行ったときもそのような網を見ました。

 

確かによりよい状態で保存することは必要だけど、保存することを重視することで外観が損なわれるのってなんか結局もったいなかったりもする。

 

話を世界遺産に移すと、そのものの価値があまりにも高いので、保存することが最優先。

 

博物館に行っても、展示物はガラスケースの中にある。

 

当たり前ですよね。

 

私は世界遺産の価値がおそらくよく分かっていないので、「あくまでもそのままの世界遺産を感じられる状態にして、その上で最大限の保存を徹底する」方がいいんじゃないかなと思うのです。

 

無知すぎるのでしょうか。

 

でも、きれいなままで保存したいって、人間の性ですよね。

 

保護することによって外観が悪くなったり、距離が遠ざかったり。

 

私も何の解決策も持っていないので、それだけなんですけど。

 

それをすごく感じることが多いなぁという、それだけです。

 

では、また来週。