脳内たおや化

真面目な話も、しょうもない話もかきます。脳内のたおや化を目指します。

将棋にもAIには指せない手があるらしい。

こんにちは。

こんにちはとか言ってしまいました。

午前中に書くのは初めてです。やっぱり夜書くのはエネルギーいるので、まだエネルギーを使い果たしていない内に書いた方が楽ですよね。できれば朝一番にできるようになりたい。

 

さて、木曜日。私は木曜日が大好きです。

理由は2つあります。

1つは授業が3限しかないから。こういう日にしみじみと「あぁ、自分、大学生...!」ってなります。まぁ結局やらなきゃいけないことで埋め尽くされるんですけど。課題とか、課題とか、課題とかで。

もう1つの理由は、週の後半感がするからです。「明日は金曜日!」ってなります。それだけです。

 

この、毎回その日の曜日について触れるのいつになったらネタ切れになるんでしょうかね。

 

序文はこの辺にして、今日は高3のときにテレビで観てとても面白いなぁと思ったことについて書きます。

 

 

最近よく言われていることですよね。AIに仕事が取って代わられるというのは。

 

私がその話で一番嫌だなぁと思うのが、(これがAIの技術なのかはよくわかってない)スポーツにおけるパフォーマンスの解析です。

 

陸上競技とかは特に顕著で、例えば高跳びでは「跳ぶタイミングをあと0.2秒早くすればあと3㎝高く跳べる」とかいうのがわかっちゃうやつです。

 

私も高校時代に槍投げをしていたので、「どこがだめでこんなに伸びないのか誰かもっと具体的に教えてよ!」とか思うことはありましたが、そこまで教えられちゃうと、「なんか私が競技する意味ある?」ってなっちゃうような、なっちゃわないような。

その具体的な解決策がわからないから、自分で模索して、自分に合った方法を見つけるのがスポーツの醍醐味的な部分って少なからずあるじゃないですか。それがなんとなく寂しい。

 

それは同じようなことが将棋にも言えて、今は人間対AIっていうのが流行っていますね。ポナンザとか。

 

人間対人間のときも、AIが「今こっちの人がこの手を指したからこのくらい相手に優位になった」とかいうのが数値化する。

 

どんな手が最もリスクが低くて、より勝利に近づくのかを瞬時に導き出す。

 

どの手が引き金になったのかがわからなくて、それを探したり、のが醍醐味ではないんでしょうか。私は「歩が前に1マス進む」くらいしか分かってないので棋士の方の気持ちがわからないのですが。

 

はい、そんな完璧にも見えるAIにも指せない手があるらしい。

 

それが顕著に現れたのが、藤井聡太(当時四段)と、えー、忘れました。顔は覚えています。容疑者顔の棋士との対戦です。

 

対戦も終盤に差し掛かり、両棋士共に体力も限界を迎えていました。

 

藤井四段は絶体絶命のピンチ。

そんなとき、彼は、あえて非常にリスクの高い手を指しました。

これは、相手方の棋士(容疑者顔)が判断ミスをすると山を掛けた上での判断でした。

その作戦は見事功を奏し、そこから一気に逆転勝ち、という。

 

このときのAIの戦況分析では、その藤井四段の一手で圧倒的容疑者顔優位と出ていました。

 

でも、その一手が、実は藤井四段の勝利を運命付ける一手だった。

 

ゾクゾクしますよね。

 

AIなんかに理解されてたまるかこのやろう。と藤井四段が言ってくれた気がして。

 

やっぱり人間にしかできないことは必ずある。

 

その人間にしかできないことが、もしかするとAIの出現によって、よりはっきりとわかるようになっているかも。より、人間っておもしれぇってなる。

 

 

では、また明日。