脳内たおや化

真面目な話も、しょうもない話もかきます。脳内のたおや化を目指します。

実家には、牛乳がある。

みなさんこんばんは。

 

私が一人暮らしを始めて早3週間が経ちました。

相変わらず部屋は汚いです。

 

さて。実家ってなんでもありますよね。

 

まず、牛乳がある。

まさか牛乳が贅沢品であることに自分が気づく日が来るなんて一人暮らしを始める前は夢にも思っていなかった。

牛乳は本当に贅沢品です。スーパーで牛乳を買おうとしてふと気がついた。

 

水でよくね?

 

喉の渇きは水で十分満たされる。

なのに、「今日の朝ごはんはパンだから牛乳」だなんて。

私は贅沢をしていた。

私は、わざわざ牛乳という飲み物を飲んでいた。水の代わりに、牛乳という高級な飲料を何の有り難みもなく胃へ流し込んでいた。

私は、牛乳大好き人間を名乗りながらも、牛乳がいかに贅沢なものであるか、牛乳がいかに有り難いものなのかを感じられていなかった。

 

私は今、伝えたい。

 

ありがとう、ホルスタイン

 

しばらくは、パンを食べるときも水で我慢します。(ありえないほど口の中が寂しくて結構辛い)

 

そして、実家にはバターナイフがある。

バターナイフ。

ナイフがあるのに。

ほぼバターをパンに塗るためだけのためのナイフ。贅沢すぎる。

 

裁ちばさみ。

布を切るためだけのハサミ。

 

ピーラー。

皮を剥くためだけの刃物。

 

思えば私は実家でとてつもなく便利な生活をしていた。それは、ご飯を作ってもらえたり洗濯をしてもらえたりというだけではない。

 

なにかをしようとしたときに、それをするためのものが必ずあった。

爪を切るための爪切りが当たり前のようにあった。(段ボールに入れといたはずなのに消えた)

ブックスタンドが当たり前のようにあった。

 

みりんがあった。はちみつがあった。砂糖があった。扇風機があった。コンロが3つあった。

 

全部、そこにあった。

当たり前がそこにあった。

当たり前があることにも気づかずに。

 

生きるってたくさんものがいる。私は今まで、自分が生きる過程で使っているものに対して何も感謝などできていなかった。

 

生きるためにはこんなにものが必要だったなんて、知らなかった。

自分が生きるためにこんなにたくさんのものを使っていたなんて知らなかった。

 

大変だ...。

私は今、自分史上最高に大変な経験をしています。

見えていなかったことがたくさん見えて、楽しい。

もっともっと、見る!!!

 

では、また明日。